キハの国から~蒼き線路でどこまでも~

北海道型のプラレールを中心に作ったりしてます

【旅行記】南の島の大きな鉄道網を夢見て(前編)

ヾ(๑╹◡╹)ノ”こんにちは。折角新しいブログなので旅行記も復活です。前ブログ時代でもかなり前から書いていませんでしたね…6年ぶり位?

 

さて、めっちゃ個人的ではありますが今年2019年の目標として「一年間で47都道府県全部見て回る!」という目標を立ててしまってから、せっせと色々な県を見て回りました。生まれて初めて訪れる県も多く、行き方も鉄道、船、飛行機、自家用車と、あれこれ駆使して回りに回りましたwその結果、12月初めの時点で44都道府県に行けました。

そして45都道府県目の県として行ってきたのが今回のテーマ、沖縄県です。

(残りは千葉と岩手…ぐぬぬ

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(最終日に撮った海岸。残念ながら沖縄っぽい写真はこの時だけです…)

中学生時代までのイメージでは南の島!青い海!白い砂浜!あったかい!ゆいレール

こんな感じでした。まあ偏った情報量のことw

今も昔も根っからの鉄道オタク。沖縄の鉄道と言えば「沖縄軽便鉄道」が太平洋戦争で壊滅的に破壊されてから走っていなく、最近ゆいレールが出来たな…って感じです。鉄道があったら行くのになぁ…

このまま沖縄には縁が無いのかなーwまあバスは面白いけど…なんて思ってました。

 

高校3年の時、衝撃的な事実を知ります。

 

「沖縄に戦後も鉄道が結構最近まで走っていた。しかも本島ではない」

 

何!?鉄道があっただと!?どこ!??

ここで今回の行先である島の名前を知りました。

それが

 

南大東島

 

沖縄本島から東に400kmほど離れた位置にあり、宮古島石垣島と真逆の方向。調べてみると観光客が多い島ではない事わかってきます。

そしてこの南大東島、上に書いた通り鉄道が正真正銘走っていた島なのです。

島のサイズは大体5km四方。めっちゃ大きいって訳ではない…のかな?ここに全長30km以上にも及ぶ鉄道網があったというではありませんか。しかも車両やレールも残っている!

いつかここに行こう、そしておそらく日本の果ての廃線跡を見に行こう!

 

2019/12/12 羽田空港那覇市

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羽田から離陸するときの一枚。那覇まではスカイマークを利用

そう誓ってから数年たち、社会人となりました。

資金と4連休を手に入れ、旅の友(いつもプラレールでお世話になっている砂川君)を連れ、いざ出発!羽田→那覇は偏西風の影響で行きと帰りで所要時間が違って不思議でした。この日は沖縄料理を死ぬほど食って終了。

 

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鹿児島機関区から持ち込まれたD51。保存車あるあるですがよく持ってきたな…

まずは朝一で本島にある鉄道要素を見ていきます。まずは那覇市内にある与儀公園のD51。この写真だけだと「近所の公園です!」って言えそうですが、公園の入り口にはシーサーがあったのでやっぱり沖縄。

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全国どこでもよくいる加藤君。かわいいよ加藤君。

お次はバスでちょっと移動して壷川東公園。ここはかつて沖縄軽便鉄道が走っていた場所。線路と車両が置かれていますが、この車両。沖縄軽便鉄道のものではありません。

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DSマークこそ今回の旅で重要となるマーク。任○堂ではないです

この車両こそが1982年まで南大東島、大東製糖専用線で走っていた機関車なのです!青い車体に黄色いゼブラ…南大東島の鉄道でのお客さんは人ではなく「サトウキビ」!サトウキビ畑→製糖工場→港を結んでいたものです。

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琉球エアーコミューターRAC)のボンバルディアQ-400。平日なだけに仕事の人が多かったです。

さて、そんな感じで朝から回っていたらいよいよ飛行機の時間です。南大東島に行く飛行機は1日2本。しかも午前の便は羽田6:00発じゃないと間に合わないので前泊した、という作戦です。因みにお値段は割引等一切なく羽田行くより高いです…うーん()

そしてこの南大東島、上に書いた大東製糖が島の中心となっているだけに観光客より圧倒的に作業服、スーツの人が多かったです。観光客もいましたけどね。

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南大東空港丘珠空港といい勝負←

そして10時半ごろ、ついに念願の南大東島へ着陸!…これって上陸なのかな?w

そしてホテルの送迎を受け、まずは宿へチェックイン。

南大東島にはタクシー、バスといった公共交通が無いので空港からは送迎しかないのです…

お昼ご飯(名物大東そば!島寿司も最高でした)を食べて、レンタルサイクルを使っていよいろ次回から廃線探索スタートです!