キハの国から~蒼き線路でどこまでも~

北海道型のプラレールを中心に作ったりしてます

789系1000番台「L特急スーパーカムイ」製作記

ヾ(๑╹◡╹)ノ”連続投稿です。これはちゃんと書きたかったので…w
イメージ 1 今回ご紹介するのはタイトルの通り789系1000番台!新千歳空港~札幌~旭川を結ぶ特急スーパーカムイ(エアポート)用として2007年にデビューしたこの列車を作ってみました。
 …というのも理由としては管理人がこの列車を一時期通学に使っていたのがきっかけで、ある程度の精度で作れるようになったら…と前々から計画していました。
種車は勿論789系スーパー白鳥…なのですが、塗り替えるだけでは1000番台になりません()
イメージ 2
プラレールで表現できる範囲の違いだと…
1:クロハではなく前もクハ(つまり側面は使えない
2:中間車は全て2ドア
3:中間に「Uシート」車両も組み込まれる(窓を流用できる車両がない)
4:クハに乗務員扉が付いている
5:クーラーが違う。(これも流用できる車両がない)
6:ドアの幅に種類があるため各車の変更が必要
7:ライトの形状が違う
8:先頭車は非貫通

…多分まだあるんでしょうけどこれ位にしておきます() この中で5だけは目を瞑るとして他の差異は全てやっちゃいましょう!という事で計画を立てました。
その結果、使用する種車の数が以下の様に。
先頭車(クロハ)…4両
中間車(モハ)…3両
後尾車(クハ)…2両
5両編成の列車に対して9両…すごく効率悪そうですが、ドアの数を増やす為を考えると結構詰め込んだ方です()本当は後尾車も4両必要ですが…

 ではなんでこんなに一番使え無さそうな先頭車が必要なのか?それは6番の「ドアの幅」が原因です。
 この先頭車に使われているドアは「車いす対応」の幅広ドアです。このドアが表現されているのはプラレールだと先頭車の妻面側のみで、残りのドアは狭いタイプのドアになっています。しかし今回製作する1000番台は幅広ドアが4か所ある為、先頭車のドアが四個必要…という事になってしまったのです()
この部分に拘らなければ適当に作れるんですけどねー…個人的にもこの違いはラッシュ時に当たった時デッキに二人立てるか否かの違いで大きかったので再現したかったので良しとしますか(

それでは事前の計画はここまでで、この先は加工の画像を。まずは1~5両目の各車の側面切り継ぎの写真を「元のパーツを枠で囲った状態」でご覧いただきましょう
1号車 クハ789-1000(旭川側)
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早速説明混じりですが()各車のパーツ配置を色で分けてみました。なるほど、自分でもさっぱりだ()
2号車 モハ789-1000
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5両の中では最も簡単な形。最初に作ったのもこの2号車でした。中間車にはパンタグラフが付いていますがこの後全部撤去しました()
3号車 サハ788-1000
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これもまあまあ簡単。パンタ付きの車両ですが向きが違うので一旦切り取りました()5両編成でパンタ一基って結構怖いね…(((
4号車 モハ789-2000(Uシート
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お ま た せ ← これがやりたかっただけと言っても過言ではない車両ですwご覧の通り切り継ぎ箇所が圧倒的に多い車両です。Uシート車特有の連続小窓はグリーン車の窓サイズだと小さいな…って思った結果がこれだよ!多分窓枠削って後から0.2mm位のプラシートで作り直すのが楽だと思います。真似する人いるのかはわからないけどw
5号車 クハ789-2000(札幌側)
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先頭車と同じ形です。でもプラレール的には全く違う形からの製作なので結果的に側面はほぼ全交換…

こんな感じで反対側も加工…つらいですねええ()
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しかしこれさえ終われば後は楽な加工です。まずは貫通扉を埋めてHMと小窓用のくぼみを作っておきます。
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そしてライトを埋めた後、テンプレートを作った上から針でライトを掘ってサフを吹いたのがこちら。この時側面が傷だらけだったらどうしようとヒヤヒヤでしたが思ったよりうまくいって一安心。
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最後に塗装!以下の塗料を使用しました。
帯色
ガイアノーツ 林翠(はやしみどり)
ガイアノーツ 風蒼(かぜあお)
ガイアノーツ フロストマットブラック

車体色
Mr.カラー スーパーファインシルバー(側面)
Mr.カラー スーパーステンレス(先頭部)

その他は適当なグレーとか黒とか使って塗装したら…
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789系1000番台「L特急スーパーカムイ」の完成です!…HMは今度入れておきますね←
写真は先日某所で行われたイベントに行った際ちょろっと撮影。ステンレス製の車体っぽくギンギラしてくれたので満足w
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切継ぎ地獄のUシートもまあバレ無さそうな程度に綺麗に処理できました。
前から作りたいと思っていた列車を9日間という超短期間で完成まで持ち込めたのも、事前に計画を立てておいた事が功を制しました。
実は計画を立てている列車はもう一つあったりするのですが…そちらもそろそろ手を付け始めてもいいかもしれないですね。
学生時代最後の製作車両という事で一区切りつきました。次の車両は…いつ出来るかな() マイペースに作っていきまーす。ではでは