キハの国から~蒼き線路でどこまでも~

北海道型のプラレールを中心に作ったりしてます

キハ283系「特急スーパーおおぞら」製作記

ヾ(๑╹◡╹)ノ”連続投稿です~。この記事より第6回プラレールひろばinさっぽろ向けの新作車両達をご紹介させて頂きます。

トップバッターはタイトルの通り、キハ283系気動車です!札幌~釧路間を従来より40分短縮するという驚異的な速さを見せつけた列車でもあり、一方で石勝線事故で安全体質に問題を提議させた列車でもあり…今のJR北海道を駆け抜けてきた列車です。

個人的ではありますが、管理人が小さい頃に住んでいた帯広という街から最速で札幌に向かえた列車でもあり、小さい頃の思い出の列車でもあります。
故にこの車両を作り始めたのは去年の6月頃。種車の選定からスタートしました。
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まず、このキハ283系。一見すると「なんだ、789系のライト周り弄ったらそれっぽくなるんじゃね?」って思われがちですが…
①そもそも789系と断面が異なり、より傾斜がついている
②運転台周りの正面窓が大きいため、789系のままでは不可
③側面から屋根まで全てビート板になっている

…とまあ、結論から申しますと「789系はベースとして使えませんでした」。

そこで種車の選定を開始。実家の種車BOXを漁りつつ、様々なプラレーラーと相談した結果…
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「同じ振り子列車だし、側面ビートあるじゃん!」と、883系ソニックをベースにすることを決定。「はあ?」って感じですが、中間車に関してはそれっぽくなってくれる…はず!と、早速作業を開始。
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まずは中間車から。キハ283系の中間車は大まかに5種類に分かれているため、そのうちの4種類を今回作成する事にしました。最初は一番オーソドックスなキハ282-100から。屋根をすっきりさせて窓割りとドア位置を全部替えていきます。原型…
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先頭後尾車はどうしようか…と悩むこと1年。「ベースとして使えなくてもちょっと位なら使えるよね…?」って事で789系スーパー白鳥の顔の部分だけ召喚。曲面のついた側面だけ使い、残りを883系の側面、プラ板で増設した運転台に置き換えていきます。
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この運転台周りを車体とドッキング。断面もあってないので無理矢理それっぽく仕立てていきます。ゴリ押し改造()
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車体の継ぎ目をそれっぽく埋めたらお次はビート貼り。0.3mmプラ板を切った線をひたすら側面、屋根、窓周りに貼り付けていきます。し、しんどい…150本位貼ってなんとかクリア。最後に883系のドアを一旦埋め、新規にプラ板で丸窓のドアを接着。
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運転台上のライトケース、前面の貫通扉、幌を取り付け、ライトケースにかるーく穴を開けて…
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塗装はあっさり目に。青はスージーブルー、赤はシャインレッド緑はルマングリーン、銀はシャインシルバーで塗装。
そして側面にパシフィックさんに作って頂いた「FURICO283」を貼って…!
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キハ283系気動車の完成です!足かせ1年強かかりましたがいやー大変でした()
「10両じゃねーのかよ!」って声も聞こえますが基本編成だけで手いっぱいです…誰かコイツを複製してくださいお願いします()
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さっぽろ当日は見事スーパー振り子特急全車並びが実現。振り子する281と285に挟まれてちょっと苦しい気もしますがまあ仕方ないよね←
いずれはキハ281もやってみたいですね。製品は2階建て運転台ですし…((
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また、個人的には石勝線を走り抜けた特急列車が揃ったってのも大きいですね。おおぞらととかちも増やしたい←
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最後に…運転会が終わってから弾丸旅行で実車を使ったので釧路駅でご対面~。ロゴの位置は完璧ですが、運転台周りの窓がウソんこ仕様だってのがばれますね()

今回のメイン作のご紹介は以上となります!
勿論これ以外にも新作がありますのでまた次回に…


…あと既に完成していたけど拾い忘れてたさっぽろ向け作品も()